今回用意したもの


イイヤマ Stl-14HP012-C-CDMM 26978円(税込み)


エスタンデジタル WDS120G1G0B 6458円(税込み)120GB M.2
合計33436円

安いですね。もっと大容量のSSDでも良かったのですが安くしたかったのでこれで妥協。メモリは不満があったら後で追加します。このほかにマウスの指紋認証リーダーFP01とBluetoothマウスを買いました。

東北一人旅2012〜福島県会津若松編〜

朝ごはんを食べたあとに宿の代金を支払おうとするとクレジットカードは使えないと言われていきなり朝からつまずく。ネットではカードが使えるとあったがそれは昔の話で今は使えないらしい。しかもATMも近所に無くしかたがないので後日、銀行振込をすることにした。
急いで電車に乗り会津を目指す。

車窓からは太陽の反射で目が眩しくなるほどの白い雪が永遠と続いていた。


福島県警のパトカー4WD仕様。



会津若松に到着。赤ベコがお出迎え。

若松城に行くため500円のバスのフリーパスを買う。

城の入り口で「揚げまんじゅう」が売っていたので食べてみた。かなり油っぽいので一個でお腹いっぱい

若松城に到着


城の瓦は赤みがかっており、これは全国の城の中でも極めて珍しいらしい。その城の姿は凛々しく逞しい姿は大変美しかった。


天守閣からの眺め



あれ?何かある。
天守閣から降りてみるとお城の周りに沢山の白い筒があった、どうやら夜にこの白い筒の中の蝋燭に火を灯すみたいだ。

お城を出てから近所のラーメン屋でソースカツ丼を食べる。

食べたあとは福島立博物館でフタバスズキリュウなどの化石や土器や石器を見たら、近くで復興イベントがありそれに参加してみた。

会場は雪が溶けて地面が沼のよう


お仕事ご苦労様です。場内で「鳥モツ煮」があったので食べてみた

これはモツじゃなくて鳥の皮じゃないだろうか?ゴボウと鳥の皮を味噌で煮込んだもので酒の肴になりそうな食べ物だった。

14時46分に黙祷をしたあとは地元の小中学生が作文を朗読した。
一人の小学生が「被災地と言われないようにはやく復興したいです」という言葉には色々と考えさせられた。避難生活は大変だろうにそれでも希望を捨てずに前を向いている姿には心を打たれた。
最後は風船を打ち上げた

イベント終了後は閉園時間が迫った御薬園に行く。
この庭は今回の旅で一番美しい場所だった。本格的な広くて静かな古い日本庭園で、落ち着きがありこういう場所で1日を過ごせたら幸せだと思う。



園内のお茶屋さんで茶を頼む。ごま羊羹も付いて500円。

再び若松城に行きキャンドルイベントに行く。





様々なキャンドルのメッセージがあるがこの言葉は一番印象があった

たぶん子供が書いた「ありがとう」

最終のバスの時間になったのでイベントの途中で切り上げる。電車で郡山に行きラーメンを食べたら、なす284号に乗り東京へ帰る。

駅でおみやげを買う
カップ地酒となめこの缶詰とご当地ショボーンストラップ



ご当地ということは全国にショボーンキャラクターがいるみたい。僕が買ったのは赤べこバージョン。
ちなみに裏の赤べこの文字は使用してから1週間で消えてしまいました。

今回の旅行では時間の都合上、岩手県には行けなかったので2013年の旅行は岩手を旅行したい。

東北一人旅2012〜宮城県仙台・福島県磐梯熱海編〜

3月11日
6時30分頃に隣の部屋の目覚ましベルで起きるがたっぷり寝ることは出来た。朝風呂に行くとまだ雪が降っていて、カプセルホテルの屋上の露天風呂で景色はビル街だけど雪見風呂を朝から楽しめた。

近くのドンキホーテで靴を買う。今履いてる靴は古くて穴が開いてるから雪道を歩くとずぶ濡れで、新調した靴と共に一人旅をスタート。

最初の観光は宮城県美術館

近代アートが多く僕の好きな作品はあまりなかったが、長谷川りん二郎の「」があるのは嬉しかった。
僕は作者の故郷である北海道の美術館に収蔵してると勘違いしており、この作品をみるには北海道まで足を運ばなければならないと思っていたが、まさか今回の旅行で出会えるとは思わなかった。
満ち足りたような穏やかな顔で毛並みは緻密に描き、長い年月をかけて描いたその時間を空間として描き、丁寧に絵にしていました。可愛らしい猫、だけではなく絵の中に閉じ込められた『時間』を感じる不思議な絵でした。
あと、この美術館には佐藤忠良記念館が併設してあって、美術館の外や中に様々な作品があり楽しめました。

「猫」を堪能したあとは仙台市博物館へ。途中で仙台城跡地に寄りました



お城の一部は崩れているのは震災の影響だろうか、周辺では工事をしていた。こういうところにも震災の傷跡がまだ残っていて災害の怖さを改めて感じる。


よくわかんないオブジェ
博物館では尾形光琳の国宝「紅白梅屏風」がありその迫力に圧倒される。
他にも色々あったと思うけど、もう9ヶ月も経ったので忘れた。

今日の宿へ移動する前に名物の牛タンを食べる。地元のフリーペーパーでおすすめしていた牛タン屋で牛タン定食を食べる。タンは普通だったがテールスープが美味しかった。食べ終わると牛タン屋の前に練り物屋があり「名物・ひょうたんあげ」を食べる。

アメリカンドックのソーセージが魚の練り物になったもので、コンビニで出しても人気が出そうな食べ物だった。
その後は近くのデパートでレトルトのテールスープ、牛タンのビーフジャーキーを買い、駅で地酒を3本と笹かまぼこを買ってからMAXやまびこに乗り福島県郡山に向かう。

だが新幹線に乗ってから仙台駅前の伊達政宗の像をみるのを忘れたことに気がつく。次に仙台に来るときは必ず見たい。

乗り換えて宿がある磐梯熱海に着く。駅前にはコンビニもなくあるのはタクシーぐらいだった。

本当は明日の観光のため会津に泊まりたかったが、急いで決めたうえに福島の土地勘がほとんどなくそんなに遠くないだろうという勘違いと、ネットで宿の写真で見たら綺麗で安かったのがあり、会津若松から電車で1時間もするこの場所になった。

駅の近くの山に何かがある



例の東電

調べてみたら水力発電だった。東京電力丸守発電所で大正10年に建設された由緒ある発電所。レンガ造りの建物は時代を感じさせる、さすが90年前の発電所だ。

不思議なのは建屋の東京電力の看板が僕が撮影した時には外されてることだ。
2007年に撮影されたWikipediaの画像には屋根と窓の間にちゃんと白い看板が掲げられているが、2012年3月に撮影した時は看板が無くその跡が残るだけだ。
ひょっとして原発事故の影響で「東京電力」と出しにくいのだろうか。東電の社員寮から東電の看板が外されてると聞くがこれも同じなのだろうか。

雪は止んでいたが雪道に足を取られながら宿に着く。だがここで問題に気がつく。ネットで予約をした時は掲載されていた写真のような素敵な和室を楽しみにしていたが、どうやら僕の泊まる部屋はホテルタイプの洋室だった。メールをよく確認してみると別館のホテルだったのでがっかり。ちゃんと確認しない自分も悪いが、もうちょっとわかりやすい説明をして欲しかった。

部屋のテレビはまだアナログ放送

期待していた夕食もたいした事がなく、ミニすき焼に小さな天ぷらと解凍マグロの刺身や小鉢が数品あっただけのありきたりの料理。
小さな旅館だから仕方がないかなと割り切りながら風呂に入る。風呂は露天風呂で、入る時にちょうど雪が降り始まりまた雪見風呂になった。ビルしか見えなかった朝風呂とは違い、周辺は山々で自然に囲まれていて風情はあって風呂は楽しめた。

今日買ったもの、絵葉書は宮城県美術館

今日の反省は、やはり旅に慣れていないせいか段取りがうまく行かず失敗が多かったのが残念だった。財布のお金もあと残り僅かなのでどこかでお金を下ろさないといけない。
あと一人旅は気楽で自由がきくが少し寂しい。風呂に入ってる時に、この綺麗な雪の降る景色を誰かと共有したかったが誰もいない。

次回最終回は『東北一人旅2012〜福島県会津若松編〜』はまた明日

東北一人旅2012〜準備・宮城県仙台編〜

僕は今年の3月に東北一人旅に行きました。本当だったらすぐにダイアリを書きたかったけど、日記を書く習慣があまりないので今日まで放置してしまった。もう今年も終わるので今のうちに書いておく。
旅行から9ヶ月も経ってるので、手帳に書いた日記と当時の写真を参考にして書くので内容が一部間違いがあったり、手ぶれ補正のない古いデジカメで撮影したので画像の一部が見にくい場合があります。

なぜ東方旅行を思いついたかというと、たしか3月7日(水曜日)のお昼のNHKニュースで『今週で東日本大震災から丸一年になる』というニュースを聞いて「そうだ東北に行こう」とお昼ごはんを食べながら突然思いついたから。その時は仕事で色々悩んでいて、なにか変化を求めていた時でこれはちょうどいい機会だから東北の応援もかねて言ってみようと思った。今まで一人旅をしたこともないし、東北にも行ったことがないので急いで旅行プランを立てた。

プランと言っても今まで旅行といえば家族旅行や修学旅行など、自分で移動手段や宿泊や観光を決めず、あまり考えなくてもなんとかなる旅行しかしたことがないのでかなり手こずる。

急に決めたので仕事は休みが取れそうもないので週末の10、11日に行く事にした。まずはホテルを急いで決めて観光スポットや移動手段をネットをフル活用して調べる。結局、3月8日木曜の深夜(つまり日付が変わり9日金曜日)にホテルの予約をし、金曜日は仕事が終わるとすぐに東京駅に向かい最初の目的地仙台を目指す。


3月9日20:16発やまびこ69号に乗る、並んで待っていると後ろでおみやげの紙袋を持った女性が「今から帰る」と電話で話をしていた。たぶん日曜日には震災から1年になるので家族と一緒に過ごすのだろう。


晩御飯は駅弁にした。たいめいけんのチキンライス弁当で、老舗のお弁当らしく味はしっかりしていて上品で美味しかった。ただチキンライスはパラパラとしていて車内で食べるには少し不向きだった。
おなじチキンライスのお弁当であるチキン弁当 のほうが僕は好きだ。

大宮を過ぎた頃からすでに立ち乗りの乗客が出てきて、車内はかなり混んでいて、やはりこの週末に帰省する人は多いようだ。東京では雨だったが福島駅を通過した時には外は雪が降っていた。東北でも3月の雪は珍しいらしい。


22時ごろ仙台駅に到着。雪のなかビニール傘をさしカプセルホテルに向かう。暗いうえに土地勘がないので迷いながら何とか今日の宿に着く。
カプセルホテルは初めてで僕のイメージではSF映画に出てくる宇宙船のベッドみたいなものをイメージしていたけど、そういう金属やプラスチック製のものではなく木製の二段ベッドのような感じだった。



テレビもついていて、寝るだけなら特に支障はなかった。ただ荷物の管理が面倒で狭いコインロッカーに荷物を入れなければならなかったりと、防寒具などかさばるものがある場合は手狭に感じるかもしれない。あとベッドでは飲食は禁止なので寝酒はできない。

こう言うのは失礼だが、宿泊代が安いせいか客の質も少し低い感じがあった。食堂ではヤクザっぽい人たちがいたり、浴場では若者が自分たちの筋肉を自慢しお互いの体を触りあいをして脱衣所の一部を占拠してた。(しかもたいした体ではない)
明日は普通の宿に泊まり食事も出るのでそっちに期待したい。食堂でしょうゆラーメンと瓶ビールを頼み寝る。

次回は『東北一人旅2012〜宮城県仙台・福島県郡山編〜』はまた明日

明日は28日鼻毛切りの日

最近ジブリの『借りぐらしのアリエッティ』が話題だけど、僕の家にもアリエッティはいる。
 
家と言っても賃貸マンションで、名前が偶然同じ”アリエッティ”でしかも同じ小人だ。
アリエッティのことは、マンションの住人だけではなく近所の人も知っていて町内の
ちょっとした有名人だ。
だってアリエッティの仕事が『鼻毛切り』だからだ。
この仕事はマンションのオーナがはじめたことで、このマンションに住む人は全員
アリエッティが「鼻毛の手入れ」をしてくれる、というものだった。確かにアリエッティ
のように小指ほどしかない小人たちの仕事は世間では限られてるけど、さすがに
鼻毛切りは・・・と最初は思った。
別に僕はこの鼻毛切りのサービスを期待して、ここに住んでいるのではない。この
マンションに決めたのは、家賃が安く通勤や生活するのに一番適しているのがこの
マンションだったからだ。
 
アリエッティの鼻毛切りサービスは住人側が拒否しない限り、部屋にやってきて
一人一人の鼻毛を切ってくれる。
まず部屋に入ると服を脱ぎ全裸になる、着ている服が邪魔で鼻を刺激してしまうからだ
下手に刺激して、クシャミをしたらどっかに吹き飛ばされてしまうからいつも裸らしい
もっとも、万が一のために腰に命綱をつけているけど。あと、頭は水泳キャップみたいな
白い帽子をかぶり、その上からヘッドライトをつけ、右手には鼻毛切り専用のハサミと
脱落防止用のヒモが手首につけてある。
アリエッティは見た目が17歳ぐらいの女の子だし、このまぬけで奇妙な姿を見ると
非現実的である。
 
僕が人差し指でアリエッティを鼻まで持って行くと、アリエッティはいつも「失礼します」
とよく通る、優しい声で仕事を始める。ぼくはこのアリエッティの声が好きだ
ハサミをリズミカルに動かし鼻の中で鼻歌を歌いながら、楽しそうに鼻毛を切る。不要な毛
はすべて切り、鼻毛本来の空気中のゴミを取り除くという機能を妨げない程度に鼻毛を残す
難しい作業だ。
全部の鼻毛を切り終わると、ティッシュの上で体に張り付いた鼻毛をブラシでこすり落とす。
そして水泳キャップやハサミをバックにしまい、オリーブグリーンのワンピースを着て赤くて
光沢のある木靴を履いて仕事が終わる。
 
アリエッティはこの仕事を、月初めにまず最上階の28階に出向き、1日で1つの階の住人
の鼻毛を切り、そして1階ずつ降下していき28日目には僕のいる1階まで来る。
29日以降は休みで31日まである月は3日間休みで、2月は休みがない。
「でも2月は寒いからあまり鼻毛が伸びないの。だからそんなに苦じゃないわ」
アリエッティは着替え終わると、チューインガムのケースをイスがわりにして座った
「でも休みが月末しか無いなんて大変だね。疲れちゃうでしょ。」
僕はアリエッティの体を心配した
「うーん。でもこのマンションは、ひとつの階で4部屋しかないかし、ほとんどの
住人は独身で一部屋一人だからそんなに忙しくないかなぁ?でも時々わがままなお客さんが
いて『眉毛もついでに抜いて欲しい』とか言ってくる場合がるの。断れないから
とりあえず眉毛の剪定をするけど、あれはメンドクサイなぁ〜」
アリエッティが眉毛の手入れをしているのを想像した。眉毛はハサミじゃ切れない
だろうから、ゴボウやダイコンみたいに一本一本引き抜いているのだろう。
 
僕はアリエッティに、小豆ほどの大きさに取り分けたロールちゃんとチョコレートシロップ
のキャップをコップがわりにして、オレンジジュースを注ぎさし出すと、とても
うれしそうに優しく微笑んだ。
「ありがとう、月の最後にここで食べるロールちゃんはとても楽しみなの。こういう風に
一緒にお話しをして、お菓子をごちそうしてくれるのは、あなただけよ。」
僕は少しテレながら残りのロールちゃん(といってもほとんど一本だけど)を食べた。
甘いモノが苦手な僕にとって、ちょっと厄介だがアリエッティと一緒に食事がしたかった。
 
「休みの日は何してるの?」
「お休みの日は、屋上にお庭があるでしょ?あそこで遊んでるかな。雨の日は部屋で本を
読んだりしてる。」
このマンションには小さな屋上庭園があって、オーナーの奥さんが趣味で管理している。
そこには様々な花が咲いていてゼラニウムやチューリップ、ローズマリー水仙など
最近だとタチアオイや向日葵が咲いている。
アリエッティが休みの日に屋上に行ったことがない。もしいける機会があれば行ってみたい。
「もう遅いのでこの辺でおじゃまします。ロールちゃんごちそうさま。」
「来月になると期間限定のロールちゃんが出るみたいだから、今度買ってくるよ」
そういうとアリエッティはうれしそうだった。
僕はこの無邪気な微笑が好きだ。この笑顔を見るといつもこころが癒される。
 
アリエッティを玄関まで連れて行く時、家まで送るといったがアリエッティは断った
いつもご馳走してくれて話し相手にもなってくれるし、そこまでしてくれるわけには
いかないらしい。なので玄関の前にアリエッティを置き僕は扉を閉じた。
僕はアリエッティの休日を想像した。
 
チョウチョと一緒に花蜜を吸い、カナブンとお相撲をして、テントウムシとじゃれあうん
だろうな。そして夜は月のあかりの下で詩でも書いてるかもしれない。
でも僕はその詩を読むことができない。それは針の先ほどの小さな文字だから。
もし僕かアリエッティのどちらかが同じ身長だったら、その詩を読めたかもしれない
そしたら一緒に庭で遊べるし、デートもできるし、一緒に詩を書く事ができるかもしれない
でも、それができない。だって君は小人のアリエッティで僕は人間だから。
 
明日は28日鼻毛切りの日。レアチーズロールちゃんとオレンジジュースを用意して
君がこの部屋に来るのを待っている。
 
 
注意:作者はまだ『借りぐらしのアリエッティ』を観ていません
本作のアリエッティと映画とは全く関係有りません

昔の画像うp

他人の絵馬を勝手に晒すのはよくないと思い今まで秘密にしてきたが、モザイク入れるならいいかな?と思い今回公開に踏む切った。
撮影場所は鎌倉の某神社。撮影日は2007/05/20




う〜んどうなったんだろう。。。。1年以上この神社行ってないから今度行ってみよう
続編がありそうだし