東北一人旅2012〜準備・宮城県仙台編〜

僕は今年の3月に東北一人旅に行きました。本当だったらすぐにダイアリを書きたかったけど、日記を書く習慣があまりないので今日まで放置してしまった。もう今年も終わるので今のうちに書いておく。
旅行から9ヶ月も経ってるので、手帳に書いた日記と当時の写真を参考にして書くので内容が一部間違いがあったり、手ぶれ補正のない古いデジカメで撮影したので画像の一部が見にくい場合があります。

なぜ東方旅行を思いついたかというと、たしか3月7日(水曜日)のお昼のNHKニュースで『今週で東日本大震災から丸一年になる』というニュースを聞いて「そうだ東北に行こう」とお昼ごはんを食べながら突然思いついたから。その時は仕事で色々悩んでいて、なにか変化を求めていた時でこれはちょうどいい機会だから東北の応援もかねて言ってみようと思った。今まで一人旅をしたこともないし、東北にも行ったことがないので急いで旅行プランを立てた。

プランと言っても今まで旅行といえば家族旅行や修学旅行など、自分で移動手段や宿泊や観光を決めず、あまり考えなくてもなんとかなる旅行しかしたことがないのでかなり手こずる。

急に決めたので仕事は休みが取れそうもないので週末の10、11日に行く事にした。まずはホテルを急いで決めて観光スポットや移動手段をネットをフル活用して調べる。結局、3月8日木曜の深夜(つまり日付が変わり9日金曜日)にホテルの予約をし、金曜日は仕事が終わるとすぐに東京駅に向かい最初の目的地仙台を目指す。


3月9日20:16発やまびこ69号に乗る、並んで待っていると後ろでおみやげの紙袋を持った女性が「今から帰る」と電話で話をしていた。たぶん日曜日には震災から1年になるので家族と一緒に過ごすのだろう。


晩御飯は駅弁にした。たいめいけんのチキンライス弁当で、老舗のお弁当らしく味はしっかりしていて上品で美味しかった。ただチキンライスはパラパラとしていて車内で食べるには少し不向きだった。
おなじチキンライスのお弁当であるチキン弁当 のほうが僕は好きだ。

大宮を過ぎた頃からすでに立ち乗りの乗客が出てきて、車内はかなり混んでいて、やはりこの週末に帰省する人は多いようだ。東京では雨だったが福島駅を通過した時には外は雪が降っていた。東北でも3月の雪は珍しいらしい。


22時ごろ仙台駅に到着。雪のなかビニール傘をさしカプセルホテルに向かう。暗いうえに土地勘がないので迷いながら何とか今日の宿に着く。
カプセルホテルは初めてで僕のイメージではSF映画に出てくる宇宙船のベッドみたいなものをイメージしていたけど、そういう金属やプラスチック製のものではなく木製の二段ベッドのような感じだった。



テレビもついていて、寝るだけなら特に支障はなかった。ただ荷物の管理が面倒で狭いコインロッカーに荷物を入れなければならなかったりと、防寒具などかさばるものがある場合は手狭に感じるかもしれない。あとベッドでは飲食は禁止なので寝酒はできない。

こう言うのは失礼だが、宿泊代が安いせいか客の質も少し低い感じがあった。食堂ではヤクザっぽい人たちがいたり、浴場では若者が自分たちの筋肉を自慢しお互いの体を触りあいをして脱衣所の一部を占拠してた。(しかもたいした体ではない)
明日は普通の宿に泊まり食事も出るのでそっちに期待したい。食堂でしょうゆラーメンと瓶ビールを頼み寝る。

次回は『東北一人旅2012〜宮城県仙台・福島県郡山編〜』はまた明日